2023.03.09

E-LIFE株式会社

代表取締役 篠本高基

E-LIFE株式会社

Q

現在の仕事に就いた経緯を教えてください。

私の就活時はいわゆる就職氷河期でした。そこで大学の先生にやれと言われた営業職に進むべく、介護用品を取り扱う会社に就職しました。結果、営業職は自分の肌に合っており、営業所長など数々の役職を経験した後、37歳で独立起業しました。主に20代は営業を30代はマネジメントを40代からは経営を主にやっておりますが全ての経験が無駄ではなく繋がっております。

Q

仕事へのこだわり、
新人時代からどういう仕事観を築いてきたのか

若い頃から意識していたことは、将来への自分自身への投資です。貯金よりも経験や成長にお金を使ってきました。それは今でも変わりません。本を買って勉強をしたり、健康に気を配ったりと将来自分に返ってくることは人より多くしてきたと自負してます。新人時代に意識してきたことは相手が望む期待以上のことを常にやろうと思っておりました。

例えば上司が7日で提出しろと言われたことは3日で提出する気持ちで資料を作ったり、顧客から3つの提案が必要と言われたら5つは出すように常にしてきました。そうなると相手は次も「やる気があるコイツに任せよう!」となり仕事が増えていきます。会社を経営する上で最も重視しているのは、ビジョンやバリューですね。いわば私が創業にかけた思いを明文化したものになるので、非常に思い入れがあります。

たとえば弊社のビジョンは『和を大切に成長し続ける企業を創る』なのですが、これは1人でできる仕事には限度があるため、チームという和を大切にして、皆で素晴らしい企業を作っていこうという思いを込めました。そもそも会社というところは集団で利益を獲得し獲得した利益を分配するというところです。その中で成果・評価に応じて分配していく場所が会社になります。

さらに会社は利益をあげることも当然大切ですが、なによりも会社を存続させることが重要だと思っています。そのために必要なのは、継続的な発展です。よって弊社では介護業界では珍しく、コロナ禍になる前の段階からテレワークや直行直帰、時短制度といったフレキシブルな働き方を導入し、さらに成果と連動する給料テーブルやインセンティブ制度を設けるなど、会社が成長し続けるために常にチャレンジングな取り組みを続けています。

Q

「幸福」や「幸せ」について、社長ご自身のお考えや、
感じることはありますでしょうか?

仕事は睡眠時間を除いて1日の大半を費やすほどのものです。そのように考えると、仕事を心から楽しんでいる人はやはり幸せな人なのではないでしょうか。少なくとも弊社の社員にはぜひ仕事を楽しんでほしいというのが、私の経営者としての思いです。

よく仕事=嫌なものと捉えている人が多くいますが、本来、仕事というのは楽しいものです。私自身も20代のときは仕事をつまらない時期もありましたが、憂鬱な仕事から逃げずに振り切るように没頭していたらいつのまにか楽しくなってきました。仕事がつまらない人に共通しているのは、仕事をやらされているという考えと仕事の工夫をしないからだと思います。

本来、仕事は常に工夫したり改善を繰り返しよりよくしていけるものです。そこに仕事の本質と楽しさがあると思いますね。この楽しさが見出すことが出来たらきっとやらされている仕事からやりたい仕事に変わることもあるでしょう。

Q

今後の目標について教えてください。

会社の企業価値を拡大していきたいというのと、今後の日本に不可欠なこの介護業界を元気にしたい!と思っております。弊社は嬉しいことに若手の人材がどんどん入ってきてくれているため、社員が会社を誇りに思ってもらえるような会社を作っていきたいと思っています。

創業当時なかなか人が集まらなかったことを振り返ると、新卒社員が多く入ってくれるようになった今は、弊社にとっても大きく変わるべきターニングポイントなのではないかという気がします。先述の通り、弊社はオン・オフのメリハリをつけるためにも柔軟な働き方を推進していますが、今後とも皆が働きやすくなる環境を整えていくと共に、きちんと成果にもこだわっていくバランスの良い組織体を目指していけたらと思っています。

Q

最後に、若者へのメッセージをお願いいたします。

最近、面接や説明会で若い世代の方々と接する機会が多いのですが、その中で感じるのは、目先の給料や待遇や仕事の損得に非常にこだわっている方が多いと感じます。給与や待遇が満足なものではなかったとしても、その時に報われなくてもいつか自分の知識や経験は自身のスキルになりそれは今後役に立ちます。

ですからあまり損得で考えずこの仕事は割に合わないとか斜に構えず目の前の仕事をガムシャラにやる人の方が可能性を感じます。自分に合う合わないとか向いてる、不向きなどは根拠のない先入観から生み出されていることが多いものです。まずは何でも手足を動かしてやってみることが大切でしょう。

40代、50代で成功している人は20代、30代で頑張った人です。若い時からの考え方や仕事の姿勢は年齢と共に反映していきます。人生の結果を運で片づける人がいますが、私は世の中は意外に公平だと感じてます。若い頃はベテランの人より経験や知識は適わない。でも若い方はエネルギーや体力はあります。

何よりも時間がある!やりたいことや自分のビジョンを遠慮せず自己主張して失敗してもチャレンジしてほしいと思います。