2022.07.04

Q

デジタルを活用した、自律分散型でウェルビーイングなまちづくりとは?

地方のデジタル化を進めることで地域課題を解決し、地方と都市の双方を豊かにすることを目指す、岸田内閣による「デジタル田園都市国家構想」。総合戦略の策定が進められるなか、地方からは期待と課題の両方が挙がっています。

都市の空洞化や産業力低下、人材不足など様々な問題に直面する地方において、デジタル田園都市国家構想をはじめ、スマートシティやDX化に期待されるのは、自律型の自治が行われる分散型社会、そしてウェルビーイングなまちづくりへの移行です。では、これからのウェルビーイングなまちとはどんなまちなのか。どうやって自律分散型で実現できるのか。地方では、自治体、企業、大学や市民など様々な立場のひとたちが、よりよいまちづくりのために、「まちの未来」を共に描いています。

鍵となるのは、課題解決を進める人材の発掘と育成、そうした人が自律的に活動できる場と仕組みづくりになるでしょう。

Q

「まちをつくる人を、つくる」べきか?

「まちをつくる人を、つくる」をコンセプトにした場合、デジタル田園都市国家構想とウェルビーイングな社会のゆくえを考えていく必要があるでしょう。有識者やまちづくりの実践者と共にオープンに議論し、地方のウェルビーイングなまちづくりと分散型社会の実現に向けてのヒントを得ていくことが重要だからです。

人材育成、データ活用、地域経済、循環型経済、地域活性化などの切り口で、有識者やまちづくりの実行者によるディスカッションを行うなど、今まさに未来に向けて場づくり、仕組みづくりにチャレンジしていく取り組みが必要な時代だと考えられます。