2022.07.01

株式会社Vision

代表取締役  平山智裕

株式会社Vision

Q

現在の仕事に就いた経緯を教えてください。

大学は理系出身で、大手のメーカー系のグループ会社に就職しました。理系というのもあり、元々人工衛星などを対象とした数値解析のプロジェクトに入っていました。そのプロジェクトが1,2年続いた後にプログラムをするようになりました。そこで一般的なプログラマーがやるような仕事、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーというものを経験しました。

しかし、段々その大手のやり方と自分のやろうとする営業スタイルやビジネススタイルが合わなくなってきたなと感じていました。いずれ近いうちに独立しようと思い、そのタイミングを考えるようになりました。営業に携わる機会があったので勉強だと思い、営業を経験し、何年か経ってから、その会社を退職という形になりました。その後は一旦、その会社のお付き合いがあったパートナー会社に取締役で入社しました。そこから年数と転職も重ねた後に独立したような形になります。

Q

仕事へのこだわり、
新人時代からどういう仕事観を築いてきたのか

自分が技術者や営業をやった時もそうなのですが、基本的にその大手に行こうが何しようが仕事が苦しいというところがよく見えていました。もちろん自分の仕事の出来が良ければ救われるのはいいのですが、結局自分自身がハッピーにならないと意味がないのではないかというのはずっと根底にありました。

ハッピーになるためには自分がどういった方針やコンセプトで仕事をしていくのかと思った時に、少しでも自分の付加価値を付けて返していけば、自分にしか出せない成果(差別化)というもののに繋がっていき、相手がすごく喜んでくれるのではないかという発想でずっと仕事をやってきました。結果的に、お客様より次回からは名指しで仕事を依頼していただけるようになりました。それが本当に嬉しくて仕事を頑張れていたように記憶しています。

Q

「幸福」や「幸せ」について、社長ご自身のお考えや、
感じることはありますでしょうか?

やはり仕事ありきなので、仕事をこなしていく上で、その仕事に対して充実した満足感が得られるということと、その満足感を得られたことでプライベートの方がまた同じように満喫、充実したものになるということが重要かなと思っています。「仕事を楽しめないとプライベートなんか楽しめない」という言葉をある方が仰られていたのですが、私も非常にその言葉に共感しております。

仕事における目標設定をそういう方向に持っていくのが私は正しい道であるかなと思っています。両方を楽しんで自分が成長でき、やりがいを感じてその結果、収入がある程度入ってきます。それがプライベートの方に活かされてきて、プライベートも充実していくというのが本来の姿なのではないでしょうか。そうならないのは恐らく目標設定に問題があるように思います。お客様のプロジェクトの成功、社員のプライベートの充実、そのどちらのビジョンも指し示して実現させようという意味が社名に込められています。

Q

今後の目標について教えてください。

元々、私がVisionを立ち上げてやりたい仕事というのは、ソフトウェアを作るだけではなく、体制、手法をコーディネートして、プロジェクトの成功に導くことです。現在は組織がまだまだ小さいので、まず組織をもう少し拡大していき、中堅層の厚みを増していきたいです。そのあと新卒採用を進め、組織を大きくしたいなと思っています。組織拡大後、さらに今よりも大きなプロジェクト(複雑、高難度)へ参加して我々の経験値を上げていきたいと考えています。

Q

最後に、若者へのメッセージをお願いいたします。

現在はどちらかというと学生さんが会社を選んでるような状況かもしれません。私が思うのは目先の楽しさや良さを見るのではなく、その会社で、最終的に自分にとってどのように成長ができ、自分がその満足感や充実感を得られるかというのを考えて、会社・仕事を選んでほしいなと思っています。

収入はもちろん大事なポイントですが、一番成長しなければいけないときにそのチャンスが得られる場所(会社)かどうかが本当に重要ではないかと思います。苦労も失敗も全て自分の成長の糧に。得られた経験を自分の自信に。無駄な経験はありません。株式会社Visionはそう考える人を支援します。そして同志を待っています。