2022.07.01

株式会社NIC

岩松 勇人

株式会社NIC

Q

現在の仕事に就いた経緯を教えてください。

元々、埼玉で会社員をやっておりました。その会社はいわゆるブラック企業で、朝から夜中まであまり休みもなく、パワハラ上司がいるようなところでした。そこで2年ほど勤めたのですが、精神が疲弊してしまい、会社員は嫌だと思ってしまいました。

そこから何か自分でできないかというところで、家の不用品がたくさんあったので、それをヤフオクやアマゾンで販売すると初めて労働収入以外でお金が入ってきました。そこから今度は仕入れて売ってみようと思い、在宅でできるネット物販などに興味を持ち出しまして、現在の会社を創業しました。

あまりポジティブな理由ではなくてどちらかというとネガティブな理由で会社員を辞めて会社を創業したのですが、様々な稼ぎ方や生き方があることをお伝えしたいと思っております。自社で物販をやりながらそのノウハウなどをお伝えするコンサルティング。この二本立てで進めてきたのが創業の経緯です。

Q

仕事へのこだわり、
新人時代からどういう仕事観を築いてきたのか

主にコンサルティングに関してですが、コンサルティングは人によって様々な解釈があると思うので、なるべくオブラートに包まずにビシバシと指摘をするようにしています。こちらが遠慮していると根本的な問題解決にはなりにくいので、その部分少し深入りして、一歩も二歩踏み込んでいきます。

そうなると顧客にとってはなかなか指摘されると痛い部分もあると思いますが、特にビジネスはシビアな世界だと思いますので、会社として生き抜いていくために、また私自身もゼロから創業してとても大変な部分はありましたので、とにかくその辺をオブラートに包まずダイレクトに伝えるということは大切にしてきました。

Q

「幸福」や「幸せ」について、社長ご自身のお考えや、
感じることはありますでしょうか?

日本に住んでいたら最低限の人権も保障されて、皆さんある程度幸せなのかなと思います。

どんどん価値観も変わっていっているので、昔のようにいい会社に入って終身雇用で働くという幸福のレベルとは少し違うのかなと。かなり価値観が多様化しているので、自分のやりたいことをできることが幸せだと思います。

Q

今後の目標について教えてください。

今まで物販事業やコンサルティングというところをメインにやらせていただいていたのですが、時代も変わりつつあるので、今後はもう少し違う形で会社としても進めていきたいなと思っています。例えばYouTubeなど様々な稼ぎ方というのがまた浸透してきてますので、そういった新しいことにもチャレンジしていきたいです。

現在、オンラインサロンや様々な新しい媒体や新しいコミュニティみたいなのができてきましたので、一対一で本音でビシバシ伝えるというのもいいのですが、もう少し継続的に長期間お付き合いできるような形で何かしらそういったサービスってというのができればいいなと思っています。

今まではどちらかというと短期集中でした。人生はある程度長い部分もありますし、持続可能な形で自社の事業もコンサルティングも何かしら形を変えて進めて行きたいです。もう少し長いスパンで、それこそ先程の幸せとか各々一人一人が考えてそれに向けて長いスパンで設計をし、それをサポートするような事業というのができればと思っています。

Q

最後に、若者へのメッセージをお願いいたします。

今の若者の方とはだいぶ私とは価値観が違うのかなと思います。あまり夢やパッションを持っている人というのは若干少ないなと感じます。ただやはりテクノロジーはとても発達していますし、その中で「幸せ」というのは何かというのを早い段階で考えていただきたいです。

今までのように決まったレールがあってそれに乗っかっていけばいいという時代ではなく、物事を考えて自分で情報を取得して動いていくことが必要にはなってくると思います。早いうちから自分の人生設計、先程の幸福とは何かというのを考えながら進んでいけば、恐らくいいことがあるのではないでしょうか。