
現在の仕事に就いた経緯を教えてください。
16歳の頃に鳶職として独立したのですが、19歳で事業譲渡に至りました。当時の私は少々天狗になっていたところがあり、さらに知人の弁護士から掛けられた「お前って視野狭いよね」の言葉によってなんとか視野を広げたいと奮起し、選んだのが大学進学という道でした。
それまでは非常に狭いコミュニティで生きてきた私でしたが、大学での仲間達との出会いを通じてどんどんと世界が広がっていく感覚があり、ひいては大学2回生の頃、世の中の人達の可能性も広げていきたいと考えたことが起業のきっかけでした。当初は「中卒・高卒者の可能性を広げていきたい」という思いにしたがって、人材紹介・人材派遣業をメインに行い、その後現在にも繋がる軽貨物事業に手を広げていきました。
まずは皆さんにドライバーからキャリアをスタートして頂き、ゆくゆくは軽貨物関係の起業家・事業家として巣立って頂くという方向での事業に舵を切ったのです。これは自分の人生を振り返ったところで、やはり起業・経営が自身の可能性を広げるターニングポイントだったと考えたことから、同様のプロセスを皆さんにも経験してもらいたいという思いが発端となっています。