2023.05.09

株式会社 prize

代表取締役 友安真琴

株式会社 prize

Q

現在の仕事に就いた経緯を教えてください。

幼い頃からチームスポーツであるサッカーを15年間続けてきた経験と、大学卒業後に8年間、人材派遣会社の営業マンとして勤務していたこの2つの経験を通して、1つの目標に向かって皆で熱く仕事をするという点に重きを置いてきました。

しかし実際に社会で働いているとそのような気持ちで仕事に取り組めないシーンも多々あり、それならば自分自身が真に人を大切にできる会社を作ることで、自分の理想とする働き方、人生を歩もうと28歳のときに弊社を立ち上げた次第です。

サッカーで身に付けた忍耐力や協調性、あらゆる人とコミュニケーションを図りながら適材適所で仕事を割り当てていく能力などは会社経営にも非常に活きていると思っています。

Q

仕事へのこだわり、
新人時代からどういう仕事観を築いてきたのか

創業してもうじき4期目が終わろうとしていますが、今も昔も人との繋がりが最も大切であること、すなわち「何をやるか」よりも「誰とどのようにやるのか」を重視していることは変わりません。

したがって、私が掲げるものに共感して付いてきてくれる社員や取引先の方々を含め、関わるすべての人達といかに気持ちよく楽しく仕事をできるかという部分を常に意識しています。

Q

「幸福」や「幸せ」について、社長ご自身のお考えや、
感じることはありますでしょうか?

個人のことで言うと、家族や友達、社員、協力会社様などの大切な人が周りにいてくれて、なおかつやりたいことをやれる人生が幸福の全てかと私は思っています。

一方、会社については、弊社はビジョンとして「三方よし」ならぬ「八方よし」を掲げています。これは「売り手」・「買い手」・「世間」という三方に、「作り手」「家族」「未来」「地球」「人生」という5つの視点を加えた弊社オリジナルのものです。

この中でも幸福経営を実現するために特に重要なのは、社員や弊社の看板を背負って仕事をしてくださる協力会社様などの「作り手」ではないかと思います。「作り手」がまず幸せを感じられるような状態であれば、事業を通して幸福の連鎖が起きていくだろうと考えられるからです。

そして作り手の幸せを語る上では、やはりワークライフバランスの充実が欠かせません。私自身、仕事も遊びも家族との時間もすべて充実させたいという考えのもとで弊社を創業しました。よって、私の考えに共感して入社してくれたメンバー達にも、公私ともに幸せを噛みしめられるようなバランスの良い労働環境を提供することは幸福経営の一環であると捉えています。

充実した日々を過ごせていれば、たとえ残業をしなくとも限られた時間内でより良いパフォーマンスを発揮し、収益にも反映されるものだと信じています。まさにその良いサイクルこそが幸福経営なのではないでしょうか。

Q

今後の目標について教えてください。

弊社は2023年7月から5期目に突入します。これまでは人財サービス事業とイベントプロモーション事業、ビジネスパートナー事業の3本柱をしっかりと確立することに専念してきました。

しかしこれから先は、10期目の目標として掲げている「従業員数100名、お取引先様数1000社、売上高10億円」を達成すべく、各サービスの価値をさらに向上させるべく全従業員が向き合わなければいけない重要なフェーズに入ると考えています。

「クライアントの業績発展を目的としたサービスを提供する会社」として今後とも着実に発展していけるよう全従業員が一枚岩となり、目指すべき方向を皆で見つめ、足並みを揃えていきたい所存です。

Q

最後に、若者へのメッセージをお願いいたします。

若さは今しかない最強の武器です。なぜなら若いうちはいくら失敗しても許されますし、その失敗の数が多ければ多いほど、必ず成長に繋がるからです。

ですから特に難しく考えずに、興味があるものには片っ端から手を出してみてほしいと思います。考えているだけでは意味がなく、行動が全てです。私も過去はサッカーと遊びにしか精を出してきませんでしたが、その2つで培ったコミュニケーション能力や協調性、柔軟性などが今、間違いなく活きていると断言できます。

ぜひ根拠のない自信を持って、どんなことがあっても正当化するくらい毎日を全力でポジティブに生きていってください。