2022.08.31

株式会社松本鉄工

代表取締役  杉原佑友太

株式会社松本鉄工

Q

現在の仕事に就いた経緯を教えてください。

弊社は1965年の創業です。私は高校、大学とアメリカに留学していましたが、もともと代表を代替わりして継ぐのは先代から言われて決まっていたので、帰国後すぐに松本鉄工に入社をしました。その後、今の営業の部長の下で、営業の仕事の流れを勉強しながら、所謂政経塾みたいな、後継者を育成するようなところへ行かせていただき、経営の勉強などをしていきました。

当初の予定では先代から言われていたのは30歳の時に代替わりをしようという予定だったのですが、私が25歳の時に先代が大病を患い、手術をしなくてはいけないということで、いざという時の事を考えて、もう代替わりをしておこうという事で、急遽25歳の時に代替わりをしました。先代の手術は成功して今も元気なので、最初の年は共同代表という事で先代が代表取締役会長、私が代表取締役社長ということで1年間やらせて頂いた後、先代が会長も代表取締役も全て辞任しました。そこからは私が一人で代表取締役を務めております。

Q

仕事へのこだわり、
新人時代からどういう仕事観を築いてきたのか

公平な会社にすることです。先代や年上の方々の考えだと、全員が頑張った結果、平等に還元することが割と根付きましたが、私が学生時代を過ごしたアメリカはどちらかというと機会平等の社会なので、結果よりも機会平等という考え方の方に染まっていきました。会社もそうしようという事で、会社の評価制度などは、結果というよりもチャンスが全員に平等にある会社にしようというところが根幹に根付いていますね。

Q

「幸福」や「幸せ」について、社長ご自身のお考えや、
感じることはありますでしょうか?

幸せも人それぞれあると思いますが、個人的には、まず一つは社員には好きな仕事をしてもらいたいと思っています。組織として働く一番のメリットというのは、それぞれが自分の好きな事ができるということです。弊社は常日頃、自分の得意な事や好きな事をやってくださいと言っています。基本的には本人のやりたい事を一番に聞き、それをやらせてあげて、足りない部分は例えば企業買収、M&Aをしてもいいし、今どきの事なのでITで何か導入して機械にやってもらってもいいと思っています。それこそ中途で誰かを採用すればいい話で、社員は好きな事とかそういうものに打ち込むのが多分一番力を発揮できるのではないでしょうか。

Q

今後の目標について教えてください。

弊社は製造業ですが、8時5時の出勤体形を止めてフレックスタイムのリモートワークが製造業でできないかという事をチャレンジしているところです。おそらく来年再来年くらいにはできると思います。会社の体系として評価制度の部分もそうですけど、自分のやりたい仕事、好きな仕事をやって、たくさんお金を稼いで、残業もなくきっちり帰れて、お休みが多い会社にしようと言っています。

Q

最後に、若者へのメッセージをお願いいたします。

今の若い方は打たれ弱い子が、あと失敗をあまり経験してない子がとても多い印象を受けます。弊社で新卒の社員に言っているのは、「失敗してもいいよ」ということ。失敗しない社員なんていません。ただ同じ失敗を二度三度繰り返してしまうと、純粋に学んでないという事なのでダメだと伝えています。意外と人生何とかなるという事と、若い方にはいろいろチャレンジをしてほしいですね。20代の子とか見るとまだまだ可能性あるなと思うことが多いです。もっといろいろやってみてください。