
現在の仕事に就いた経緯を教えてください。
私が会社を始めたきっかけは、たまたま勤めていた会社が解散になり、仕事を探していた時の事でした。複数の会社からお話をいただいたため、弁護士をやっていた義理の兄に相談をしたところ、この兄の勧めで、会社にしてそれぞれの仕事を受けることにしました。幸い、法律的な手続き等もすべてやって頂けた上、事務所の一部をお借りすることもできたので、非常に恵まれたスタートとなりました。
2022.07.01
代表取締役社長 芹井滋喜
株式会社ソリトンウェーブ
私が会社を始めたきっかけは、たまたま勤めていた会社が解散になり、仕事を探していた時の事でした。複数の会社からお話をいただいたため、弁護士をやっていた義理の兄に相談をしたところ、この兄の勧めで、会社にしてそれぞれの仕事を受けることにしました。幸い、法律的な手続き等もすべてやって頂けた上、事務所の一部をお借りすることもできたので、非常に恵まれたスタートとなりました。
会社全体の事を基本的には運命共同体だと思っています。私も昔はサラリーマンをやっていて、そこから社長業をやるようになり、立場が違うと考えの違いがあります。サラリーマンから見る会社というのは、自分は雇われているので、多かれ少なかれ、「私は歯車なんだ」といった考え方や、社員は使い捨てだろうといった考えを持ったりするわけです。
ところが経営側に立ってみると、社員それぞれが仕事をこなしてくれないと会社は回って行かないし、逆にこのような社員の不満も分からなくはありません。なぜこんなことをやらされるんだと思っているのも判ります。その辺を考えるようになりました。
よく若い人に言うのは、理想的には自分の好きな事を仕事にするというのがベストです。私自身、趣味でやっていたことをそのまま会社でやっています。そうでなくても、逆に今のやっている仕事を好きにならないと仕事は続きませんよね。だからまず自分の仕事を好きになる事。あるいは好きな事を仕事にするように話しています。
これまで私は仕事が嫌だと思った事はありません。それは趣味でやっていたことをそのまま仕事にしているからです。もちろん辛い時もあります。仕事に対していつもやらされていると思わないで、やっている仕事に興味を持つことが幸せにつながると思います。
社員の幸せのためにも会社をどんどん大きくしていかなくてはいけないと思っています。それは一人だけではどうしようもないので、社員全員の協力が必要です。また、もう少し人を増やして会社を大きくしていきたいと思っています。具体的には自社製品や営業を増やして、お客さんを増やすという事をやって行ければと思っています。
会社というのは、一つの社会ですので、どうしても会社の方針やルールには従わなくてはいけませんが、その範囲内で自由に、やりたい事をやり、その会社の今の自分の仕事を好きになって、楽しんでやって欲しいですね。人生楽しまないと損ですから。