
現在の仕事に就いた経緯を教えてください。
服部製紙は実家の家業でしたが、私は兄弟で4番目ということもあり、この事業を継ぐ気は毛頭ありませんでした。よって大学卒業後は別の会社に就職したのですが、2代目代表であった父がトイレットペーパーに関する新事業を始めたため、手伝いをするために弊社へ参加しました。その後、大阪支店や東京支店を転々としながら営業社員として売り上げ拡大に励む一方で、会社自体は環境保護に重きを置いた製品に舵を切っていきました。
たとえば皿や鍋に残った油を拭き取るためのキッチンペーパーや、油や残り汁を焼却処理するための廃油処理袋「かたづけポイ」、そして現在にも続くアルカリ電解水関連の商品など、時代の変遷とともに進化を遂げています。その後、平成19年に当時代表であった兄からの事業承継を経て代表へ就任致しました。